幸せの原資 ― 2011/12/31 19:52

部屋の大掃除で古い雑誌を片付けています。
今年の1月号のクーリエジャポンはフランス特集でした。
「フランス人はなぜ幸せなのか」と題して、フランスの高福祉を取り上げていました。
この記事を読んで、フランスが低所得者に対して手厚い福祉政策をとっていることにより出生率上昇などうまく回っていることは分かったのですが、その高福祉の原資がどこから出てくるのかが不思議でした。
しかし、3月を過ぎて事情が分かってきました。
フランスは原発で発電した電気を隣国へ売って収入を得ていると。
こうしたことが出来るのも、もともとフランスはブドウしか植えられないような痩せた土地が多く人口密度が低い(北海道くらい)ため原発が建設しやすいといった背景もあるのでしょう。
あとは、フランス人の特性でひとりひとりが考え、旺盛に議論しあう国民性も大きいのでしょうね。
どこかの国みたいに何か政策を打つとすぐに既得権益となってしまい見直すことがタブーになってしまう国と違って、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら限られた原資を有効に使うようになっている。これは私の推測ですが...
そんなことを考えながら年末の大掃除をしていました。
そんなことはともかく、今年もフランス車とフランス料理(震災がきっかけとなってめぐりあったフランス料理店がとっても気に入ってしまいました)に幸せのおすそわけをしてもらった一年でした。
今年の1月号のクーリエジャポンはフランス特集でした。
「フランス人はなぜ幸せなのか」と題して、フランスの高福祉を取り上げていました。
この記事を読んで、フランスが低所得者に対して手厚い福祉政策をとっていることにより出生率上昇などうまく回っていることは分かったのですが、その高福祉の原資がどこから出てくるのかが不思議でした。
しかし、3月を過ぎて事情が分かってきました。
フランスは原発で発電した電気を隣国へ売って収入を得ていると。
こうしたことが出来るのも、もともとフランスはブドウしか植えられないような痩せた土地が多く人口密度が低い(北海道くらい)ため原発が建設しやすいといった背景もあるのでしょう。
あとは、フランス人の特性でひとりひとりが考え、旺盛に議論しあう国民性も大きいのでしょうね。
どこかの国みたいに何か政策を打つとすぐに既得権益となってしまい見直すことがタブーになってしまう国と違って、いろいろ試行錯誤を繰り返しながら限られた原資を有効に使うようになっている。これは私の推測ですが...
そんなことを考えながら年末の大掃除をしていました。
そんなことはともかく、今年もフランス車とフランス料理(震災がきっかけとなってめぐりあったフランス料理店がとっても気に入ってしまいました)に幸せのおすそわけをしてもらった一年でした。
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