RMTの時代が来るのか? ― 2015/01/20 08:18
私がここ6年ほど乗っているプジョー1007というクルマ、3ドア車でありながらスライドドアだったりとか、変わったところだらけのヘンなクルマなのですが、ミッションもそのひとつ。MTでありながらペダルは2つ。クラッチペダルはありません。
実際には中にクラッチがあるのですが操作は機械が自動でやってくれるので普通のAT車と同じようにアクセルとブレーキだけで運転できます。
もちろんスピードに応じてギアチェンジも自動です。
但し停止中は普通のMT車同様にクラッチ切れますので、坂道発進の時はサイドブレーキを使った操作が必要。
というわけで、MT車とAT車の中間のような特殊なミッションです。
当時のプジョーではこの機構を「2トロマチック」と呼んでいましたが、その後欧州車で多く採用されるようになりRMT(ロボタイズドマニュアルトランスミッション)と呼ばれることが多くなりました。
このRMT、日本ではISUZUだけが早くも80年代から採用していましたが、他のメーカーには広がらずISUZUも乗用車から撤退したためバスで時折見かける程度となり、日本ではむしろ可変ギアを使った無段階変速のCVTが小型車を中心に主流になっています。
ところが最近流れが変わってきたようです。
昨年末にモデルチェンジした新しいスズキアルトでは、CVTのほかにこのRMTが選べるようになっています。
しかもRMTモデルはMT車と同じという驚きの価格設定。
たしかに、コンピュータの価格は年々下がり続けていますけど、ついにはクラッチペダルを取り付けるコストと同じ価格にまで下がってしまったということなのでしょうか?
さらにこのRMT,通常のAT車のようにクリープする機能が付けられていて、プジョー1007のように坂道発進で後ろに下がってしまうことも無いのだとか。(その分クラッチ板の減りが早くなるような気もしますが)
ともかく、アルトへの採用をきっかけに日本でもRMT車が増えて、車検屋さんのおじさんにキワモノ扱いされることは無くなっていくんじゃないかと思います。
あとは呼び名の統一ですね。昔のISUZUでは「ナビファイブ」と呼んでいましたし、今回のスズキも「AGS」と呼んでおり相変わらず各社バラバラ。
通常のAT車やCVT車と区別する言葉が無いと訳がわからなくなりますね。ゆくゆくは既に欧州車で使われているRMTに落ち着くんじゃないかと思います。
では、このスズキのAGS車、試乗した人ははたしてどのような感想を持つのか?
おそらく、「こんなガックンガックン走るクルマは嫌だ!」と思うんじゃないでしょうか。
私も最初にプジョー1007に試乗させてもらったときそうでした。
でもこれ、不思議なことにしばらく乗っているうちに操縦者とRMTがシンクロしてきて、じきになんら違和感なく走れるようになるというまるでロボットアニメの主人公のような体験が出来ちゃうんですよね。
そんなわけでここ6年ほどRMT車の人柱になってきた私ですが、驚異のコストパフォーマンスを実現させた量産型RMTの「アルト」がどんな走りをするものか、機会があれば試乗してみたいものです。
実際には中にクラッチがあるのですが操作は機械が自動でやってくれるので普通のAT車と同じようにアクセルとブレーキだけで運転できます。
もちろんスピードに応じてギアチェンジも自動です。
但し停止中は普通のMT車同様にクラッチ切れますので、坂道発進の時はサイドブレーキを使った操作が必要。
というわけで、MT車とAT車の中間のような特殊なミッションです。
当時のプジョーではこの機構を「2トロマチック」と呼んでいましたが、その後欧州車で多く採用されるようになりRMT(ロボタイズドマニュアルトランスミッション)と呼ばれることが多くなりました。
このRMT、日本ではISUZUだけが早くも80年代から採用していましたが、他のメーカーには広がらずISUZUも乗用車から撤退したためバスで時折見かける程度となり、日本ではむしろ可変ギアを使った無段階変速のCVTが小型車を中心に主流になっています。
ところが最近流れが変わってきたようです。
昨年末にモデルチェンジした新しいスズキアルトでは、CVTのほかにこのRMTが選べるようになっています。
しかもRMTモデルはMT車と同じという驚きの価格設定。
たしかに、コンピュータの価格は年々下がり続けていますけど、ついにはクラッチペダルを取り付けるコストと同じ価格にまで下がってしまったということなのでしょうか?
さらにこのRMT,通常のAT車のようにクリープする機能が付けられていて、プジョー1007のように坂道発進で後ろに下がってしまうことも無いのだとか。(その分クラッチ板の減りが早くなるような気もしますが)
ともかく、アルトへの採用をきっかけに日本でもRMT車が増えて、車検屋さんのおじさんにキワモノ扱いされることは無くなっていくんじゃないかと思います。
あとは呼び名の統一ですね。昔のISUZUでは「ナビファイブ」と呼んでいましたし、今回のスズキも「AGS」と呼んでおり相変わらず各社バラバラ。
通常のAT車やCVT車と区別する言葉が無いと訳がわからなくなりますね。ゆくゆくは既に欧州車で使われているRMTに落ち着くんじゃないかと思います。
では、このスズキのAGS車、試乗した人ははたしてどのような感想を持つのか?
おそらく、「こんなガックンガックン走るクルマは嫌だ!」と思うんじゃないでしょうか。
私も最初にプジョー1007に試乗させてもらったときそうでした。
でもこれ、不思議なことにしばらく乗っているうちに操縦者とRMTがシンクロしてきて、じきになんら違和感なく走れるようになるというまるでロボットアニメの主人公のような体験が出来ちゃうんですよね。
そんなわけでここ6年ほどRMT車の人柱になってきた私ですが、驚異のコストパフォーマンスを実現させた量産型RMTの「アルト」がどんな走りをするものか、機会があれば試乗してみたいものです。
コメント
_ makisamu ― 2015/01/21 12:29
CVT車はジャダーで2回も修理して3回目が発生して手放し1007になりました。今週久しぶりにMT車を運転しましたが、私的にはFFやFRで雪道走行ならMT車、AWDなら普通のAT車が良いと思います。ここにきてRMTが出てきているのはなぜなんですかねぇ。CVTの故障やクレームが多いという事なのでしょうか。
_ らしくん ― 2015/01/22 12:20
新しいアルトはCVTとRMTの両方が選べ、しかもRMTが廉価モデルとなっているところが興味深いです。
グローバルではRMTがあたりまえになっていて、クルマの世界でも日本はガラパゴス化していたということなのでしょうか。
グローバルではRMTがあたりまえになっていて、クルマの世界でも日本はガラパゴス化していたということなのでしょうか。
_ こえだ ― 2015/01/28 21:37
拝見してて、初めて知りました。おクルマ、そうだったんですね?どんな感覚なんだろう?こればかりは乗ってみないと実感できないでしょうけれど、お持ちの方がまわりにいなくて。
最近ホンダから出たNボックススラッシュは、サイドブレーキがプッシュボタンになっていました。押し忘れそうです。(笑)
いや、ほんと、一昨年12月まで「オートマ」って乗ったことが無く、我が家はすべて(3台)のクルマがMTだったので、今でも左足で踏んでかけるサイドブレーキに慣れなくて。かけたか(&解除したか)どうかをいつも再確認して乗るはめになってます。(笑)
最近ホンダから出たNボックススラッシュは、サイドブレーキがプッシュボタンになっていました。押し忘れそうです。(笑)
いや、ほんと、一昨年12月まで「オートマ」って乗ったことが無く、我が家はすべて(3台)のクルマがMTだったので、今でも左足で踏んでかけるサイドブレーキに慣れなくて。かけたか(&解除したか)どうかをいつも再確認して乗るはめになってます。(笑)
_ らしくん ― 2015/01/31 18:22
私はギアチェンジをクルマ任せにしてしまっていますが、ギア操作でシフトチェンジすることもできるので、MT車に乗り馴れた人はそちらのモードを使うことが多いようです。
(やったことありませんが) 雪道での2速発進もできます。
(やったことありませんが) 雪道での2速発進もできます。
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